ScalarDL Ledger のカスタム値ファイルを構成する
このドキュメントでは、ScalarDL Ledger チャートのカスタム値ファイルを作成する方法について説明します。パラメータの詳細を知りたい場合は、ScalarDL Ledger chartの README を参照してください。
必要な構成
Scalar Envoy 構成
ScalarDL Ledger のカスタム値ファイルで Scalar Envoy 構成を設定する必要があります。これは、ScalarDL Ledger を Kubernetes 環境にデプロイする場合、クライアントリクエストが gRPC リクエストのロードバランサーとして Scalar Envoy 経由で ScalarDL Ledger に送信されるためです。
Scalar Envoy 構成の詳細については、ドキュメント Scalar Envoy のカスタム値ファイルの構成を参照してください。
envoy:
configurationsForScalarEnvoy:
...
ledger:
configurationsForScalarDLLedger:
...
画像構成
ledger.image.repository
を設定する必要があります。コンテナリポジトリからイメージをプルできるように、ScalarDL Ledger コンテナイメージを必ず指定し てください。
ledger:
image:
repository: <SCALARDL_LEDGER_CONTAINER_IMAGE>
Scalar 製品のコンテナリポジトリの詳細については、Scalar 製品のコンテナイメージを取得する方法を参照してください。
Ledger/データベースの構成
ledger.ledgerProperties
を設定する必要があります。ledger.properties
をこのパラメータに設定してください。ScalarDL Ledger の構成の詳細については、ledger.properties を参照してください。
ledger:
ledgerProperties: |
scalar.db.contact_points=localhost
scalar.db.username=cassandra
scalar.db.password=cassandra
scalar.db.storage=cassandra
scalar.dl.ledger.proof.enabled=true
scalar.dl.ledger.auditor.enabled=true
scalar.dl.ledger.proof.private_key_path=/keys/ledger-key-file
キー/証明書の構成
scalar.dl.ledger.proof.enabled
を true
に設定した場合 (この設定は ScalarDL Auditor を使用する場合に必要です)、秘密鍵ファイルを scalar.dl.ledger.proof.private_key_path
に設定する必要があります。
この場合、秘密鍵ファイルを ScalarDL Ledger ポッドにマウントする必要があります。
秘密鍵ファイルをマウントする方法の詳細については、ScalarDL Helm Charts のポッドに秘密鍵ファイルと証明書ファイルをマウントするを参照してください。